
結婚適齢期という言葉を聞くことがあります。
20年ほど前であれば、結婚適齢期というと女性で23歳から25歳、男性は25歳から28歳というところだっったのではないでしょうか。
最近では女性は23歳から27歳、男性は25歳から32歳ぐらいと言われています。
だんだん幅が広がってきてはいますが、その辺の年齢が一番結婚に適しているということのようです。
しかし、これは何か基本があって言われていることではないのです。
社会感という変な常識のようなものでしかありません。
そして以前は適齢期というものを設定し、それを基準に結婚していない人に対して回りの大人たちが、紹介をしてあげたりお見合いをさせたりという流れが世間にありました。
そんなことからもある程度基準が必要だったということが、結婚適齢期の存在と関係があったのではないでしょうか。
しかし、最近では人からの紹介などもない時代です。
また再婚もどんどん行なわれるようになり、結婚適齢期などいう言葉はだんだん死語になっていくのではないでしょうか。
結婚適齢期だからといって焦る人もいるようですが、それで焦っても良い結婚ができるわけでもありませんよね。
ただし、子どもを産みたいという希望のある人は、あまり高齢になるとチャンスが少なくなるので、女性の場合30代のうちには結婚した方がいいですね。
しかし男性になると、それこそ何歳でもオーケーかも知れません。
ただ、その後子どもの成長をずっと見届けたいなら、やはり40代が良いかも知れません。
いわゆるその程度の適齢期という意味なら、これからもある程度この言葉は存在の意味がありそうですね。
基本は自分が「結婚したい」と思うようになったときが適齢期なのです。
また、それは再婚であっても、高齢であっても関係なく、自分の適齢期は自分の気持ち次第ではないでしょうか。
そして、離婚や死別などで独身になったときには、また適齢期があっても良いと思うのです。
人生何回適齢期があってもいいのではないでしょうか。
適齢期はあくまでも目安であり、気持ちが大切ですね。